一回戦二回戦に引き続き、三回戦以降のプロ・アマ別の通過率を、
公式サイトの日程・結果データから、集計してみました。
2020~2017年のデータも載せていますので、気になる方はぜひ!
まーまー参考までにどうぞ。
M-1グランプリ公式サイトの日程・結果データから、
通過・敗退のデータを抽出し、集計したものです。
2021年 一回戦データ
2021年 一回戦 データ詳細はこちら↓
2021年 二回戦データ
2021年 二回戦 データ詳細はこちら↓
三回戦データ
2021年
※プロ=事務所所属+フリー(=非アマチュア)
※アマ率=アマ数÷(プロ数+アマ数)
集計期間 | 全体通過率 | プロ数 | プロ通過数 | プロ通過率 | アマ数 | アマ通過数 | アマ通過率 | アマ率 |
最終結果 | 43.3% | 281 | 124 | 44.1% | 12 | 3 | 25.0% | 4.1% |
※11/4 東京合格81組、大阪追加合格5組反映
アマチュアは2019年以来、3組が準々決勝進出。
通過率自体は43.3%と高く、
準々決勝進出が127組となり、2015年以降では最多となった。
三回戦突破(準々決勝進出) 所属事務所 内訳
所属事務所 | 通過数 |
吉本興業 | 85 |
グレープカンパニー | 6 |
プロダクション人力舎 | 4 |
太田プロダクション | 4 |
ワタナベエンターテインメント | 4 |
アマチュア | 3 |
マセキ芸能社 | 3 |
松竹芸能 | 2 |
タイタン | 2 |
サンミュージックプロダクション | 2 |
ケイダッシュステージ | 2 |
その他(1組通過) | 10 |
準々決勝進出の中、
吉本興業が66.9%と、7割近いのは例年どおりですが、
2020年(73%)2019年(68.9%)と比べると下がっており、
今年は他勢力の強さが垣間見えます。
また、昨年3組だったグレープカンパニーが今年は6組で2位に躍り出て、
さらに「怪奇!YesどんぐりRPG」「ぶるファー吉岡」「三日月ヶ浜」といった、
別事務所同士のユニットなど少数勢力の健闘が目立っています。
三回戦突破アマチュア 3組
日付 | 名前 |
10/25 | 軍艦 |
10/26 | ドリンクバーゲン |
10/27 | ガーベラガーデン |
三回戦 日別データ
日付 | 開催地 | 全体通過率 | プロ数 | プロ通過数 | プロ通過率 | アマ数 | アマ通過数 | アマ通過率 | アマ率 |
10/25 | 大阪 | 39.1% | 42 | 17* | 40.5% | 4 | 1 | 25.0% | 8.7% |
10/26 | 大阪 | 36.4% | 41 | 15* | 36.6% | 3 | 1 | 33.3% | 6.8% |
10/27 | 京都 | 40.0% | 29 | 11 | 37.9% | 1 | 1 | 100.0% | 3.3% |
11/1a | 東京 | 34.9% | 40 | 15 | 37.5% | 3 | 0 | 0.0% | 7.0% |
11/1b | 東京 | 52.4% | 41 | 22 | 53.7% | 1 | 0 | 0.0% | 2.4% |
11/2a | 東京 | 52.3% | 44 | 23 | 52.3% | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% |
11/2b | 東京 | 47.7% | 44 | 21 | 47.7% | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% |
*追加合格反映済み
開催地 | 全体通過率 | プロ数 | プロ通過数 | プロ通過率 | アマ数 | アマ通過数 | アマ通過率 | アマ率 |
大阪総合 | 38.3% | 112 | 43 | 38.4% | 8 | 3 | 37.5% | 6.7% |
東京総合 | 46.8% | 169 | 81 | 47.9% | 4 | 0 | 0.0% | 2.3% |
プロは東京組の通過率がやや高め、
しかしアマは大阪組のみが通過という様相。
過去データ
開催年 | 全体通過率 | プロ数 | プロ通過数 | プロ通過率 | アマ数 | アマ通過数 | アマ通過率 | アマ率 |
2020 | 三回戦なし | |||||||
2019 | 35.8% | 288 | 103 | 35.8% | 8 | 3 | 37.5% | 2.7% |
2018 | 33.6% | 290 | 99 | 34.1% | 11 | 2 | 18.2% | 3.7% |
2017 | 39.8% | 260 | 104 | 40.0% | 4 | 1 | 25.0% | 1.5% |
三回戦の通過率自体は二回戦よりやや高め。
しかし、ほとんどのアマチュアはここで消えます。
三回戦を突破できたアマチュアは、プロでも上位のレベルに匹敵すると思われます。
2019年 三回戦突破アマチュア 3組
名前 |
ガーベラガーデン |
変ホ長調 |
ラランド |
2018年 三回戦突破アマチュア 2組
名前 |
漫画家 |
ガーベラガーデン
|
2017年 三回戦突破アマチュア 1組
名前 |
完熟フレッシュ
|
準々決勝データ
2021年
※アマ率=アマ数÷(プロ数+アマ数)
集計期間 | 全体通過率 | プロ数 | プロ通過数 | プロ通過率 | アマ数 | アマ通過数 | アマ通過率 | アマ率 |
最終結果 | 19.7% | 124 | 25 | 20.2% | 3 | 0 | 0.0% | 2.4% |
準々決勝の出場は2015年以降最多の127組にもかかわらず、
合格者は例年どおり25組ということで、
今年は新M-1で最も過酷な準々決勝となった。
また今年も後日GYAOワイルドカードにて1組のみ準決勝に進める事ができ、
敗退した102組でその枠を争う。
準々決勝突破 所属事務所 内訳
所属事務所 | 通過数 |
吉本興業 | 17 |
グレープカンパニー | 2 |
マセキ芸能社 | 1 |
ワタナベエンターテインメント | 1 |
タイタン | 1 |
太田プロダクション | 1 |
プロダクション人力舎 | 1 |
SMA | 1 |
ここでも吉本興業が7割程度なのは例年どおり。
ただし2020年が19組、2019年が18組と比べわずかに減っており、
他事務所の猛者たちが少しずつ枠を増やしている事も見て取れる。
また、アマチュア3組がここで敗退。
そして、ユニット組も全滅となった。
準々決勝 日別データ
日付 | 開催地 | 全体通過率 | プロ数 | プロ通過数 | プロ通過率 | アマ数 | アマ通過数 | アマ通過率 | アマ率 |
11/10 | 大阪 | 22.7% | 21 | 5 | 23.8% | 1 | 0 | 0.0% | 4.5% |
11/11 | 大阪 | 9.1% | 20 | 2 | 10.0% | 2 | 0 | 0.0% | 9.1% |
11/16 | 東京 | 21.6% | 37 | 8 | 21.6% | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% |
11/17 | 東京 | 21.7% | 46 | 10 | 21.7% | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% |
過去データ
※ワイルドカード敗者復活はデータに含めていません
開催年 | 全体通過率 | プロ数 | プロ通過数 | プロ通過率 | アマ数 | アマ通過数 | アマ通過率 | アマ率 |
2020 | 21.7% | 115 | 25 | 21.7% | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% |
2019 | 23.6% | 103 | 24 | 23.3% | 3 | 1 | 33.3% | 2.8% |
2018 | 24.8% | 99 | 25 | 25.2% | 2 | 0 | 0.0% | 2.3% |
2017 | 28.6% | 104 | 30 | 28.8% | 1 | 0 | 0.0% | 1.0% |
準々決勝でさらに4分の1程度に絞られます。
2019年には、10年ぶりにアマチュアからラランドが準決勝進出。
(新M-1での準決勝進出はラランドのみ)
2019年 準々決勝突破アマチュア 1組
名前 |
ラランド |