史上初の無観客コンテストとなった、R-1ぐらんぷり2020。
トリプルファイナリスト・野田クリスタルさんの「リアルタイム自作ゲーム実況」という斬新なネタが栄冠に!
終わってみれば今年もレベルが高く、爆笑に包まれた1日でした。
まだまだ余韻を楽しみたいので、審査員の方々の投票データを見ていきたいと思います。
放送日:2020年3月8日
出演:メルヘン須長, 守谷日和, SAKURAI, マヂカルラブリー野田クリスタル, ルシファー吉岡, ななまがり森下, パーパーほしのディスコ, すゑひろがりず南條, ヒューマン中村, おいでやす小田, ワタリ119, 大谷健太
※なお、あくまで結果に関してのデータ分析であり、
審査員や運営の方々に関する批判の意図などは無いです。
R-1ぐらんぷり 2020 結果
投票結果データ
※赤・オレンジ背景は各審査員が1番票をいれた人
※d = dボタン投票 / Twi = Twitter投票
野田クリスタルさん以外は、
一般投票と、審査員の方々で意見が一致せず、
審査基準が違ったのかなという印象です。
審査員5人は、
2位以上と3位以下がはっきりしていました。
恐ろしいのは、予選ブロックすべてで
出演順がそのまま「4位、3位、2位、1位」になっていた事です。
ブロック先頭が不利なのは推測できますが、
ここまでキレイに3ブロック揃うと、
途中からテレビを見たお客さんが、
後ろの方に入れたのかなーとか思いたくなります。
2020 ルール変更の影響が明暗を分けた
今年も去年からルールが変更されました。
R-1史上初、無観客コンテスト
これはどう転んだのかは正直分かりません。
「みんなで盛り上がる」宴会芸的なネタは割を食ったかもしれない程度の印象です。
具体的には、ななまがり森下さん、ワタリ119さんあたりでしょうか。
従来と違い、一般投票で6票差がつく
2018年:審査員5名×3票 + お茶の間投票(3,2,1票)
2019年:審査員6名×3票
2020年:審査員5名×3票 + お茶の間投票(3,2,1票) + ツイッター投票(3,2,1票)
無観客の救済措置でしょうか、
一般投票の「ツイッター投票」が増えました。
お茶の間+ツイッターの「一般投票」で0票~6票まで得票が生まれます。
これにより、テレビやネット上で人気の出演者に、
有利に働く確率が上がりました。
特に、Bブロック、Cブロックではそのまま一般投票の影響が出ました。
同点は、お茶の間とツイッター投票の多い人が勝者
2018年:同点は、お茶の間投票での上位者が勝者
2019年:同点は、より多くの人から投票された人が勝者
2020年:同点は、お茶の間+ツイッター投票での上位者が勝者
ルール自体は、2018年に戻った感がありますが、
しかしこれが、Bブロックで3人が並び、
思いっきり明暗を分けました。
もしも、観客投票が無かったら
ちょっと気になったので、ここでお遊びです。
「タラレバ」を言ってみます。
もしも一般投票がなく、審査員だけの投票だと、
どういう事になっていたでしょう?
見てみましょう。
Aブロックこそ野田クリスタルさんのままですが、
Bブロックでは、ななまがり森下さん、
Cブロックに至っては、3位だったおいでやす小田さんが進出だった という結果です。
もうここでおいでやす小田さんの名前が出るだけで面白いです。
(予選ブロック3年連続2位の過去もあり)
この人たぶん前世でも来世でも悪いことやってます。
野田クリスタルにとっては、関係なかった
ご覧の通り、
もし審査員の方だけであっても、2票差でグループ突破。
最終決戦に限っては、ぶっちぎりで1位でした。
完全に「主観」にはなりますが、
おそらく無観客じゃなくても、このネタはウケてたと思います。
唯一、
観客投票と審査員投票順位が一致していた野田クリスタルさん。
結論は、
予選ブロックでは明暗が分かれる人がいたものの、
結局、ファイナルは誰が来ても、
野田クリスタルさんの優勝だったんではないか?
です。
さいごに
最近プライベート事由で気持ちが沈んでたのですが、
R-1のおかげでひとときの幸せが得られました。
昨年度も書いたのですが、
予選に行ったこともあり、芸人の方々に情がわいたり、
応援したくなりました。
また来年もこんな元気で楽しいR-1見たいなぁ~
応援も込めて予選から見に行きたいです。
芸人や運営の方々に感謝しつつ、またまた
「お疲れ様でした、ありがとう」という言葉で締めておきます。
ではでは。