いよいよ明日に迫ったR-1ぐらんぷり決勝ですが、
私の予想を記しておきます。
「データからテキトーな理由をつけて予想すること」が、ただただ楽しいですので、個人のたわごとくらいに、まーまー参考までにどうぞ。
去年のR-1ぐらんぷり2018との違い
審査方法が変更
2015年から続いていた、審査員5人+お茶の間投票から変更があり、
桂文枝、関根勤、渡辺正行、久本雅美、陣内智則、友近 (敬称略)の、
審査員6人による投票のみとなるようです。
これにより、お茶の間投票の6票分がなくなり、審査員1人追加ということで、
総票数は21票→18票となる計算です。
つまり、去年より1票が重くなったということです。
決勝進出者 おさらい
実は、クロスバー前野さんと、セルスパ大須賀さんのピンネタを見たことがなく、
Aブロックの想像がつきにくいです。
(イメージ的には、大須賀さんは正統派コントなイメージがありますが)
では、タイプ、強み、漫才スタイルを分別し、傾向を確認します。
順番 | Aグループ | ネタタイプ | 強み |
1 | チョコプラ松尾 | コント | モノマネ |
2 | クロスバー直撃 前野 | (未チェック) | (未チェック) |
3 | こがけん | 歌ネタコント | 英語ネタ |
4 | セルライトスパ 大須賀 | (未チェック) | ボケキャラ |
順番 | Bグループ | ネタタイプ | 強み |
1 | おいでやす小田 | コント | 大声 |
2 | 霜降り明星 粗品 | フリップ芸 | ツッコミ |
3 | ルシファー吉岡 | コント | 説明キャラ |
4 | 復活ステージ2位 | – | – |
順番 | Cグループ | ネタタイプ | 強み |
1 | だーりんず 松本りんす | パフォーマンス | バカバカしさ |
2 | 河邑ミク | コント | 女子キャラ全般 |
3 | 三浦マイルド | フリップ芸 | 広島弁キャラ |
4 | 復活ステージ1位 | – | – |
こうやって並べてみると、てんでバラバラな10人が揃った印象です。
そして、死のBグループとも称されるとおり、
Bグループは実力者3人がつぶし合う、激戦区の様相です。
ここにマツモトクラブさんとか来た場合、どうなってしまうんでしょう。
予想がむちゃくちゃ難しいです。
では、過去データから考えていきます。
過去のトーナメント通過得票率
ここで、どれくらいの得票が必要か、得票ルールの過去4年のデータを見てみます。
開催年 | Aグループ | 得票 | Bグループ | 得票 | Cグループ | 得票 |
2018 | おぐ | 11 | ゆりやん | 10 | 濱田祐太郎 | 8 |
2017 | サンシャイン池崎 | 10 | 石出奈々子 | 10 | アキラ100% | 9 |
2016 | 小島よしお | 11 | ザコシショウ | 15 | ゆりやん | 8 |
2015 | ゆりやん | 9 | マツモトクラブ | 12 | じゅんいちダビッドソン | 9 |
全体平均 | 10.2票(48.4%) |
グループ突破目安は、全平均は10.2票、得票率にして48.4%が必要。
今年の18票分で考えると、8.7票必要です。
つまり9票くらいがボーダーラインになりますので、
最低でも3人から3票を得ないといけない。
ということは、たとえば好みが分かれるようなネタで、
審査員2人だけにネタが刺さっても通過できないです。
また、Final Stageの得票数は以下の通り。
開催年 | 名前 | 得票 | 2位との差 |
2018 | 濱田祐太郎 | 12 | 7票 |
2017 | アキラ100% | 14 | 9票 |
2016 | ハリウッドザコシショウ | 16 | 12票 |
2015 | じゅんいちダビッドソン | 13 | 9票 |
全平均 | 13.75票(65.5%) | 9.25票 |
3人バトルのため、4人の予選よりも票は集まりますが、
約2/3の票を得ているのがデータからわかります。
そしてここ数年は大きく得票差がついているのが特徴的で、満場一致感があります。
審査員の傾向
文枝師匠、関根さん、久本さん、陣内さんは過去データがありますので、
ちょっと票の入れ方にどういう傾向があるか見てみます。
名前 | 3票入れた | 2票入れた | 1票入れた |
文枝 | 濱田祐太郎(2018) 濱田祐太郎(2018) ゆりやん(2015) |
チョコプラ長田(2018) おいでやす小田(2018) アキラ100%(2017) おいでやす小田(2017) ルシファー吉岡(2017) 三浦マイルド(2017) マツモトクラブ(2015) じゅんいちダビッドソン(2015) じゅんいちダビッドソン(2015) |
ゆりやん(2018)
カニササレ(2018) 石出奈々子(2017) ブルゾンちえみ(2017) ゆりやん(2017) サンシャイン池崎(2017) マツモトクラブ(2015) ヒューマン中村(2015) アジアン馬場園(2015) |
関根 | マツモトクラブ(2018) ザコシショウ(2016) ザコシショウ(2016) |
ゆりやん(2018) チョコプラ長田(2018) おぐ(2018) アキラ100%(2017) アキラ100%(2017) 石出奈々子(2017) サンシャイン池崎(2017) 厚切りジェイソン(2016) 小島よしお(2016) |
濱田祐太郎(2018)
ゆりやん(2018) ルシファー吉岡(2018) サンシャイン池崎(2017) おいでやす小田(2017) ルシファー吉岡(2017) 三浦マイルド(2017) シャンプーこいで(2016) |
久本 | マツモトクラブ(2018) | おいでやす小田(2018) 濱田祐太郎(2018) ゆりやん(2018) |
ゆりやん(2018)
チョコプラ長田(2018) おぐ(2018) |
陣内 | おぐ(2018) | おぐ(2018) 霜降り明星粗品(2018) ゆりやん(2018) |
チョコプラ長田(2018)
濱田祐太郎(2018) 濱田祐太郎(2018) |
こうやって見てみると、
文枝師匠はきっちりとしたネタや「仕上がってる人」が好きで、
関根さんはバカバカしいのが好きなのかな?
意外とと言ったら失礼かもですが、
久本さんがキャラというよりかは世界観・完成度重視で、
一方で陣内さんがキャラ重視>完成度重視な印象です。
渡辺リーダーと友近さんもキャラ重視なイメージはありますが、どうなんでしょう。
M-1と同様、いろんな角度から審査をする方々が集まっており、
バランスはとてもいいと思いました。
そして結局は、バラバラな見方をする方々から、
「より多くの人から票を得る」必要アリなわけです。
マキシ的 ブロック予想・優勝予想
これらを踏まえまして、自分の予想です。
Aグループ | Bグループ | Cグループ | 優勝予想 |
こがけん | おいでやす小田 | 敗者復活(マツモトクラブ) | おいでやす小田 |
予想のコンセプトは、「ネタの完成度があり、かつキャラを少し重視」にしてみました。
ネタの完成度が高い時点で1票を拾いに行けるとみてます。
で、最初に書いたとおり、今回は1票がとても重いので、
ネタ完成度が高い方が行きやすいんじゃないかな~予想 というわけです。
こがけんさんは、大爆笑と言うよりは弱点がないと思っています。
Aグループの中で、票を拾いそうだな~と。
敗者復活はマツモトクラブさんが過去ずっと達成していること、
そして今年の予選見に行ったときも仕上がってましたし、
順当に行けば1位か2位には来ると思いました。
過去の実績を考えても、一番怖い存在だと思います。
その中で、Bグループ、事実上決勝戦じゃないかな~?
ここの予想だけは上のコンセプトを捨てました😄
バカバカしい小田さんのキャラが、粗品さんや吉岡さんの極上ネタを上回ったとき、
それはもう優勝まで持っていく という展開予想を含めての予想になります。
さいごに
ついに決勝のネタを見れるのが、何よりもワクワクしてますので😊
予想はしてますが、あくまで楽しみの一つであり、
結果「え~、○○がおかしいよ~」とかいう、
批判とかする気はない事を一応書いておきます。
キレイ事に聞こえるかもですが、
毎度毎度、笑わせてくれる、すべての芸人の方々に感謝、感謝です。
というわけで、
長文でしたが最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは。