R-1ぐらんぷり 2019 の予選、2回戦に続いて、準々決勝も見てきました。平日開催でしたが、なんと完売・満席だそうで。
準々決勝ともなると、お世辞ぬきで全員が面白く、お得感満載でした。
ほとんどネタ内容は触れずに、雰囲気を中心に書いていますが、何かしらの参考になれば幸いです。
開催日時:2019年2月4日(月) 19:00〜
MC:はりけ〜んず
出演者:総勢 54名
はじめに
会場:ルミネtheよしもと
準々決勝にもなると、観客も多く集まり、大きめの会場で開催されます。
今回の会場は、言わずと知れたルミネtheよしもとでした。
(キャパ458席+立ち見の、計500人くらい)
準々決勝は前売り販売なのですが、売れ残りがあれば当日券も販売されます。
しかし、今回は平日開催にも関わらず、当日券・立ち見も完売になったそうで、大入り満員となりました。
お目当ての芸人がいるのであれば、公式サイトで出場者をチェックしてからすぐに予約した方が良さそうですね。
ちなみに、吉本の劇場なら、チケット発券を現地で行うことができ、発券手数料(108円)が無料になります。プチ情報。
(現在はよしもとプレミアム会員のみ)
準々決勝の進行
- ネタ時間は決勝と同じ3分(3分15秒で強制暗転終了)
- 審査員は3人(客席の最後列に居てはりました)
- 10組くらいが1区切りで、順番にネタをする
- 1区切りごとにMCが入る
- 「休憩時間」は無い(MCも長くても3分くらい)
- トータル上演時間は、約3時間
なので、トイレは始まる前に行って正解でした。
19時スタートなので、なるべく終演時間を早めたかったのかな。
当日の出演者
まるまる公式サイトからの引用になります。総勢54人でした。
・Aグループ 27人
ザ・ギース 高佐, にたりひょん吉, キャプテン渡辺, マツモトクラブ, あかつ, シオマリアッチ, サツマカワRPG, 街裏ぴんく, いかちゃん, メルヘン須長, 寺田寛明, ルシファー吉岡, チャンス大城, 竹内健人, しゅんしゅんクリニックP, 大谷健太, LOVEたつろう, おいでやす小田, チョコレートプラネット 長田, 銀シャリ 鰻, あばれる君, ザブングル 加藤, 森本サイダー, 紺野ぶるま, リクロジー, 石出奈々子, まとばゆう
・Bグループ 27人
野田航裕, 松本りんす, チャーミングじろうちゃん, ギフト☆矢野, マザー・テラサワ, お見送り芸人しんいち, ミヤシタガク, 4000年に一度咲く金指, 岡野陽一, ジャッキーちゃん, モグライダー 芝, たかのピエロ, 田津原理音, こがけん, チョコレートプラット 松尾, ZAZY, レイザーラモン RG, もう中学生, 三浦マイルド, バイク川崎バイク, ワタリ119, スーパー3助, オジンオズボーン 篠宮, キンタロー。, 河邑ミク, 流れ星 ちゅうえい, 牧野ステテコ
※出演順はこのとおりではなかったです
有名どころがたくさん出演で前売り3000円、お得感満載です。
会場の空気
お客さん
お笑いライブって日によって空気感が違ったりするのですが、この日は初っぱなから笑い声が多く、とてもホーム感ただよう、温かいムードでした。
みなさんお笑いを楽しんでおり、その周りの笑い声も含めて楽しめました。
芸風やネタがかぶる
やはり、54組ともなると、芸風が近いのが続いたり、ネタの設定が丸かぶりしたりします。これはもう賞レース予選あるあるです。
しかし、もう準々決勝にもなると、サラッとアドリブを入れて、場を温めるのに利用するんですね。
見る側にとっちゃ、こういうのが予選の面白いところだったりします。
会場特有のバカウケがある
この日に限ったことではないのですが、不思議なもので、会場に足を運ぶお笑いファンだけに刺さったり、その日のお客さんで爆発的な笑いが起こる事があります。
ただ、お客さんにバカウケしても、審査員の方々にとって重要でない笑いだったりで、落ちることもあるんですね。
そこが「賞レース」のつらいところではあります。
審査がある以上は仕方がない事ですが、きっと、こういうバカウケの繰り返しがいつかは「笑いの1要素」として審査に認められる日が来ると思ってます。
(例えばハリウッドザコシショウさんが最たるものと思います)
途中退席はほとんどなかった
1回戦や2回戦とは違い、3時間程度で終了で、終演時間が22時くらいになったものの、ほとんどの人が最後まで残ってらっしゃいました。
ちなみに、2回戦は7時間くらいの長丁場で、最後の方は5~6割しか残ってなかったです。
興味がありましたらこちらもどうぞ。
マキシ的 気になった3組
正直、過去最高なんじゃないかな?ってくらい、全員が面白かったです。
サワリだけいうと、おいでやす小田さん、ルシファー吉岡さんやマツモトクラブさんは大爆笑でしたし、紺野ぶるまさんや石出奈々子さん、河邑ミクさんはスゴ面白カワイイですし、ただ、みなさん、本当に出来はダンゴ状態だと思います。
しかしいろいろな意味で今回気になった人、3組だけ紹介します。い~ろいろ語りたいですが1イベントレポで3組だけ紹介するポリシーなのですみません。
4000年に一度咲く金指
(引用元:ご本人twitter)
「よんせんねんに、いちどさく、かなさし」さんです。
どういう意味の芸名なんでしょう。笑いの才能だけでみたら週1くらいで開花してるんちゃいますかね。
このブログで取り上げるのは2回目だったりします。
コント クレーム電話対応
フリーザさん風の声から放たれる「サイコなコント」なんですが、爆笑しました😄😄
例えばサイコキャラを演じるとなれば、わざとらしく目を見開いたり、笑みを浮かべたりしがちじゃないですか。そういうのが無かったんです。
「え、この人、もしかして素のキャラ?」とさえ思ってしまったくらい。
あと、ネタ後、私の後ろの席で「なんて人だっけ?」って声が聞こえました。同じように気になった人が居たんですね。
Webでもほとんど情報がなく、今大会のダークホースだと思います。失礼な言い方かもですが、準々決勝でも全く見劣りしなかったです。
機会があれば他のネタも見たいです😊
田津原理音
(引用元:公式ページ)
「たづはら りおん」さんです。
フリップ芸 別にええねんけど
フリップ芸もいろいろあれど、今回見た田津原さんは、
言うなれば「激情ツッコミ型フリップ芸」でした。
日常にたまっていた「別にええねんけど」をツッコミながら、書いてる文字すら変わった書体で、フリップを叩きつけたりしてました。
って、文字だけで伝えると、なんかおぞましいように聞こえるかもですが、とてもしょーもなくてポップで笑えるんです。
非常に分かりやすくて、見やすかったです。
ぜひこれからも見たい人だと思いました。
もう中学生
(引用元:公式ページ)
はい、あえて取り上げたかったこの方。
そうです、爆笑レッドカーペットとかよく出ておられました、
「ダンボール リサイクル リサイタル」の、もう中学生さんです。
そろそろ大学生くらいになってるはずです。
しょーもない冗談はさておきまして。
コント 水族館
「『タメになったねぇ~』でグダグダのまま終わる人」というイメージが吹き飛んじゃいました。本当に失礼いたしました。
もともとのほんわか癒し系ダンボール芸はそのままに、アドリブ的に(きっとアドリブじゃない)漫談がくり広げられました。
その「寄り道」していくさまが、めちゃくちゃ面白かったです。
誰も傷つけないキャラもあいまって、とても好印象でした。
今後も応援したいです😊
さいごに
やっぱり文字じゃ伝えきれないので、機会があれば見てみて欲しいな~というのが、イチお笑いファンとしての感想になります。
準々決勝ともなると、恐ろしいもので、出演者全員が面白いです。
普通の漫才ライブと違って、賞レースの予選って出演者ほぼ全員が勝負ネタです。そして準々決勝の時点でプロでも上位陣しか残ってないと思います。
そりゃ面白いです。
3時間くらいずーっと笑ってるんですよ。
こんな幸せな事がありますか?😄😄
テレビの外でも、面白い人、ゴッロゴロしてます。
というわけで、今回もお笑いライブを心いくまで堪能させていただきました。
またまたキレイ事みたいな事しか言えないですが、芸人の方々、スタッフの皆さんに感謝、感謝です。
この記事が少しでも参考になれば幸いでございます。
ではでは。