いま一番面白い即興お笑い対決番組「千原ジュニアの座王」。
そういえば初出場組ってどうしても早い段階で負けてしまう印象が強いなぁと感じていたので、どれほど勝てているのか?どれほど過酷なのか?調査してみました。
前回の強豪勢の勝率に引き続き「気になる調査系」です。
調査日:2019年11月6日(#85時点)
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全期間データ
放送回#85時点での調査結果です。
手元のデータでは、今まで217人の芸人が座王に出場しています。
その217人全員の初出場時の勝数分布が以下の通りです。
勝数 | 人数 | 割合 |
4勝 | 5 | 2.3% |
3勝 | 12 | 5.5% |
2勝 | 13 | 6.0% |
1勝 | 57 | 26.3% |
0勝 | 130 | 59.9% |
なんと初出場の6割が0勝!
平均勝数は0.64勝です。
1勝もできなくても普通のよう。
なお、初出場4勝を挙げた5人のうち、4人が座王になっています。
(笑い飯西田、かまいたち山内、スーマラ武智、R藤本)
※残り1人はスペシャル回で32戦あった時のずん飯尾の4勝1敗。
座王レギュラー放送以降(#7~)のデータ
当然、最初の方は初出場が多く、最近になるほどレギュラー組が増えています。
また、毎週のように強豪レギュラーが増えました。
というわけで、レギュラー放送以降(#7~)でも分けてみます。
レギュラー放送からは初出場がぐんと減って、172人
勝数 | 人数 | 割合 |
4勝 | 2 | 1.2% |
3勝 | 9 | 5.2% |
2勝 | 9 | 5.2% |
1勝 | 44 | 25.6% |
0勝 | 108 | 62.8% |
特筆すべきは、
キレイに1勝以上の割合が全て減り、0勝の割合だけが増えてます。
西田さんを筆頭とする、強豪勢がレギュラー化したことによる影響と見ます。
さらに、上のデータは32戦行った正月スペシャル(初出場組が過半数)のデータも含まれていますので、
実際にはもう少し勝ちづらくなっていると思われます。
それを調べるため、
2019年以降、スペシャル回を除いた回も見てみます。
2019年(#44~#85)のデータ
今年は今まで、65人が初出場です。
勝数 | 人数 | 割合 |
4勝 | 1 | 1.5% |
3勝 | 1 | 1.5% |
2勝 | 3 | 4.6% |
1勝 | 16 | 24.6% |
0勝 | 44 | 67.7% |
R藤本さんの存在が効き、4勝の割合こそ微増してますが、
やはり、その他初出場組の勝率が軒並み下がっています。
年々、レギュラー出場組のスキルも上がってると推測します。
65人居て、2勝以上がわずかに5人です。
4勝:R藤本(座王獲得)
3勝:銀シャリ橋本(座王獲得)
2勝:なかやまきんに君(座王獲得)、バイク川崎バイク、佐久間一行
そして0勝の割合が67.7%!
3人に2人が1勝もできていないです。
いかに、新参が厳しいかを物語っているよう。
というわけで、
初出場組は「1勝できたらすごい」という事がわかりました。
「1勝しかできなかった」ではなく、1勝したらもうそれだけで上位勢なのです。
さいごに
初出場組の過酷さがわかり、
ちょっと今までより「1勝」を見る目が変わりました。
(重さを感じたと言うか)
今後ちょっと意識して見ていこうと思います~
ではまた次の座王を楽しみにしてます!
そいではー